漫画版ナウシカ

また読んでしまった。
しつこいようだが、凄い。
映画のナウシカしか知らない人が読んだら度肝抜かれるはず。

滅びに直面した旧人類が人類を保存するために、自分たちを「つくりかえて」新しい人類、つまりナウシカたちを腐海や蟲たちと一緒に生み出したという、映画版では語られない設定だけでもちょっと興奮する。

以下、ラストシーン、墓所の主とナウシカの対話。

ナウシカ 「なぜ気づかなかったのだろう。清浄と汚濁こそ生命だということに。あわれなヒドラ、お前だっていきものなのに。浄化の神としてつくられたために生きるとはなにか知ることなく最もみにくい者になってしまった。」

主 「お前にはみだらな闇のにおいがする。わたしは暗黒の中の唯一残された光だ。娘よ、お前は再生への努力を放棄して人類を亡びるにまかせるというのか?」

ナウシカ 「その問はこっけいだ。私達は腐海と共に生きて来たのだ。亡びは私達のくらしのすでに一部になっている」

主 「人類はわたしなしには亡びる。お前達はその朝をこえることはできない」

ナウシカ 「それはこの星がきめること・・・・・・」

主 「虚無だ!!それは虚無だ!!」

ナウシカ 「王蟲のいたわりと友愛は虚無の深淵から生まれた!」

主 「お前は危険な闇だ。生命は光だ!!」

ナウシカ 「ちがう!いのちは闇の中のまたたく光だ!!」


あー、やっぱ凄い。ほんと読んだほうがいい。
貸してもいいから読んだほうがいいってば。
日常生活でジブリの話題になったとき、とりわけナウシカの話になったとき、いきなり漫画版の凄さを語るのはこっぱずかしいので、こんなの書いてしまうんだけど、いつも言いたくてウズウズしてしまう。
そのぶん、読んだ人どうしは無駄に連帯感が生まれてしまうんだけど。
買っても安い(1冊で¥380×7巻)のでお勧めします。
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by sargent_d | 2004-11-18 02:46
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