スタジオ後

ついに後期定例会ですね。
見たいバンドが多くてすごく楽しみです。
スタジオで他のバンドと鉢合わせすると、定例だなぁって気分になります。
しかし、六本木2DAYSってのもなかなか凄いですね。



インドネシアが地震と津波で大変なようですね。
海抜1メートルの島に1.3メートルの津波がくれば、確かに悲惨。

『ディープインパクト』という映画がありましたが、実際にあんな事態になったらもっとひどい状況になるんじゃないかと。
あの映画では、極限状態での人間愛みたいなのが描かれていて、まぁ、それもないことはないと思うのですが、実際はもう地獄の様相なんじゃないかと。
『タイタニック』見たときも、そう思って、所詮エンタテイメント映画だって昔運営してたHPの日記に書いたら抗議のメールが来て驚いたことがあります。

「そんなこと書くのは、君が本当に恋愛したことないからだよ」って、そのメールの送り主の女性は書いてきましたが、お前は一体何様のつもりなのかと。
俺はそんなこと書いたつもりないしなぁ。

もう、既に使い古された感のあるメディアリテラシーという言葉ですが、未だに欠落した人間が多いのには辟易します。
昔、何かで読んだ気がするのですが、「バカはネットなんてしないほうが楽しく生きられる」って、ほんとそうかもなぁと思ってしまいます。



重松清の「エイジ」という小説を読んだ。かなり、面白い。
14歳の男子が主人公で不安定な心理描写がちりばめられているんですが、読んでるうちに俺は中学のころから精神的に成長してないんじゃないかって思いました。
しかも、俺って普段から変なことばっかり考えてるけど、案外マトモなのかもしれんとも。

学校が終わって、一人の時間が長くなりました。
ロクなこと考えなくなります。ホント、すぐにあんなやつ死ねばいいとか思うし。
ひでーな、今日の日記。
楽しみだって書きながら、最後は死ねばいいかよ。
まぁ、最近の俺の思考形式も似たようなもんです。



追記

今、夜道を歩いてたらまたもやもやと考えが湧いてきたので追記。
ここまで長く書けば読む人も少ないだろうし。

夜道を歩いてたってのは、先輩に駅前までギターを渡しに行っていたため。
俺のギター(エクスプローラー)と同モデルを使っている先輩なのだけど、なんでもギター使ってスケボーの真似事してたらネックがモロに折れたらしい。
『JACKASS見すぎた』って、その代償はでかすぎでしょ。

これで、俺のギター(エクスプローラー、テレキャス、アコギ)は全てサークルの先輩の手中に納まってしまった。
そろそろ回収しないと。たまに弾くし。

その帰途、ファミリーマートに寄った。
レジ待ちしてると、店員がミスってちくわをおでんのつゆに落とし、俺のコートに少しはねた。
もちろん、店員は慌ててあやまるのだけど、別に真っ黒のコートだから染みになるわけでもないし、別に気にしないでいいと伝えました。
こういうシチュエーションで、ブチ切れる人がいます。

俺もツタヤで働いていたときはよくありました。
なんで俺怒られてるんだろう?っていう理不尽な客は案外多いものです。
どういう心理なんでしょうね。
俺にはそこで切れる神経というものが理解できんのです。

俺の好きだったドラマで『王様のレストラン』という作品があり、その中ですごく印象に残っている台詞なのですが

『当店ではお客様は王様でございます。しかし、王様のなかには首を切られて死んだ王様もいます』

ほんと、店側も怒っていいんじゃないでしょうかね。
とかく、日本の接客は『お客様は神様です』が古典的金科玉条として標榜されていますから、バイトの分際でそんなことはとてもできないのですけど、海外じゃこんなことないですよね。
やはり、無礼に振舞われたときは、許す必要なんて無いと思うわけです。


前述した「死ねばいい」ですが、これは俺が上京する以前から思ってたことです。
というのも、俺の実家は大阪でして、更に言えば天下茶屋というところです。
天下茶屋というのは、昔から三味線や舞踊のお師匠さんが住まわれているところなのです。

が、その目と鼻の先の釜ヶ崎という場所は終戦のころからスラム街になってしまっているわけです。
とりあえず、『北斗の拳』のサザンクロスあたりを想像しといてください。
実際、空気はアルコールと小便の匂いだし、町中監視カメラだし、おっさんがごろごろ転がってるし、街で一番デカイ建物は郡を抜いて警察署(要塞チック)です。
挙句の果てにはリアル暴動が起きて機動隊と衝突するし、毎日どこかのボランティア団体及び宗教団体が炊き出しの食料配布を行う始末です。

しかも地図に載ってない。(諸事情により、載せられない)
無いことにされてるわけですね。

労働者の町でして、他の町では仕事にありつけないワケアリの人々が日払いの職を求めて流れ着いてくるわけですね。
しかし、炊き出しと政府の生活補助が結構充実しているので働くことを放棄して寝転がってるおっさんが多いわけです。

子ども心にも「なんでうちの親父が稼いだ金の税金でこいつら食っとるんじゃ」と思っていたものです。
おっさんらは完全に働くことを放棄しており、ひたすら寝て、炊き出し食って、生活補助で貰った金でワンカップ大関にありついてるのです。
彼らが全員死ねば大阪府の財政は復活しますね。
人道的にはありえませんが。
生きる意志を放棄したおっさんたちは見せかけの希望にすがっているに過ぎません。

まぁ、悪い町じゃないです。
真面目に働いてるおっさんも多いし。
そういうおっさんは大抵人情味のあるイイおっさんだし。
100%売春婦のフィリピーナもやたらとやさしいし(同郷人と思われてる可能性アリ)
近くの三角公園で買ったばかりのハッパでとんでるニーちゃんもバカだけどいいやつでした。

そこから少し歩くと、大阪版秋葉原の日本橋。
別の方向だと天王寺動物園があり、その近くには大阪版吉原とでもいうべき遊郭街の飛田があります。
この飛田という遊郭ですが、古典的な店構えが並んでいます。

こじんまりとした一戸建てが通りの両脇にずらーっとならんでいまして、扉が開け放しになっています。
その扉から中を覗うと多くの場合はこたつがあって、おばちゃんとおねーさんが並んで座ってるわけですね。
扉の前には直角にミラーが付いていて(車のサイドミラーみたいなやつ)おばちゃんは通りを歩いてくる人をいち早く察知して、店の前を通るときに「にーちゃん、遊んできや」と声をかけるわけです。

入ったことはありませんが、こたつの部屋の奥には布団を敷いた部屋があるとか。
しかし、あの「にーちゃん、遊んできや」の声はなんとも明るくて、売春の斡旋とはとても思えません。
無論、遊郭ですから古くは公認、現在でも実質無視です。
遊郭の入り口は女の人が逃げ出せないように立派な石造りの門があり、門番の小屋があるのですが、その小屋って実は交番なんですよね。
外から怪しい人間を入れないという意味もあるのですが、オフィシャルに保護された遊郭というのも面白いもんです。

店に入ると、奥の間に通され、お茶とお菓子が出るそうです。
で、一息ついたらどうぞお休みくださいというスタンスだそうで、お茶代のお金を支払うと。
で、しかも意外と良心的らしいです。
ポン引きでないかぎり、ぼったくりはまずありえないとか。
遊郭全体が共同の倫理規範を設けてるらしいです。(妙に詳しいな、俺)
大阪にお立ち寄りの際、気になったらどうぞ。
ここも地図には載ってないんで、電話くれれば口頭で案内します。

ちなみに、遊郭の前は幼稚園の通学路だったので毎日通ってました。
無茶苦茶ですね。


ここまで書いてて思い出しました。
俺は筋肉少女帯の大槻ケンヂが好きで、書籍のほうもほとんど所有しているのですが、「行きそで行かないとこへ行こう」というタイトルの本があります(新潮文庫)
そこで、釜ヶ崎、飛田と両方が「行かないところ」として冒頭で取り上げられています。
ちょっと抜粋。

撮影の合間に見た、開かれた玄関で、コタツにあたり、じっと客のくるのを待っている若い女と老婆の姿は、なにやら子どものころに読んだ、安っぽい貸本恐怖漫画のワンシーンのように、白日夢めいた異常な光景として、「やはり、テリトリーの外には常に『これは一体!』と思わされる場所がまだまだあるのだ」という思いと共に、ボクの脳裏にガッチリと刻まれて消えない。

(中略)

ボクが今まで行った場所の中で、最も「これは一体!」と心で叫んだ回数が多かったのは、肉体労働者ばかりが集まるある一帯だ。
ツアー先で、土地勘もないくせにほっつき歩いているうちに、迷いこんでしまったのだ。
道ひとつ越えたら、そこには険しい顔をした人々ばかりが街を歩いていたのだ。

(中略)

この一帯をうろついている人々は、みな本当に、平成日本で見られる大多数の大人の顔とは違っているのだ。顔の違いは、そのまま生きてきたテリトリーの違いということにつながっているのだろう。
険しく、深く、重い表情をしているのだ。

(中略)

そこには、食器を抱え、配給を待つ数十人の人々の列があった。
嘘いつわりなく、その時の心境を書けば、
「ここは本当に日本なのか!?」とボクは思った。
「配給」などというものが、この平成日本においてあるなぞと、しかも数十人もの人々がそれに列をなすなどと、さらにいうなら真っ昼間の公園(うちの店から歩いて20秒ほどです)でそんなことがあるなどと、オレは信じられん!と思った。


・・・とまぁ、さんざんな書きようですが、実際そうなんだからどうしようもない。

a0004254_2143022.jpg


ほら。
ちなみに↑の写真は探偵ファイルで釜ヶ崎特集が組まれたときのもの。
この記事は大げさすぎて少しむかついたけど。
写真はおそらく、職業安定所の裏地あたりかなぁ。コンクリートの柱の形に記憶がある。
一番、「怖そう」な地域を選んで写真使ってますね。

いくらなんでも書きすぎたなぁ。
文字カウントで4000字越えてるっぽい。
いい加減寝よう。

いいライブになるといいですね。
[PR]
by sargent_d | 2004-12-26 23:46
<< 大団円 God's in hi... >>