アニマルファーム

まず起床して10時。
2月に行く旅行に関して旅行会社に問い合わせ。
コーヒー飲んで目を覚まし、休日らしく本を開く。
オーウェルの「動物農場」。
平易な文章ですらすらと読み進み、50ページ一気に進んだのだが、そこで意識が途切れた。
目覚めたら夜8時。一体、どういうことだ。
俺の部屋に昨晩から宇宙人が隠れていて、拉致を敢行したのではないかと妄想するも、結局貴重な時間を絶望的なまでに浪費したことを認識する。

微動だにしていないので、腹が減るわけもなく、カップスープと煙草しか口にしていない。
一日、ひねもす寝ていただけというのはあまりにも堕落しきっていて、このままでは人生の残飯と化すおそれもあるため、動物農場を読了するまでは絶対に眠らないことにする。

世界史の教科書にも載るぐらい有名な作品なので、知っている人も多いと思うが、この作品はそっくりそのままロシア革命後の社会主義世界を皮肉ったものである。
俺は大学受験時に世界史を選択したのだけど、とりわけロシア革命のあたりが好きで、今はすっかり頭から抜け落ちたものの、そこが出題されれば模試ではほぼ満点だった気がする。
結局本番では、一切出題はなく、替わってスカンジナビア半島史が大量出題されたために、受験会場で慄然とした記憶があるのだが。

海外文学というのは、和訳の語調がおかしいものがあまりに多い。
というか、いままで、訳者の妙を体感したのはゴールディングの「蠅の王」ぐらいな気がする。
ドストエフスキーなんぞは、原文がすでにゴチャゴチャしているのだろうが、濃厚ともいえる和訳のせいで日本語としての文構造が破綻しかかっている箇所が多い。確かめようと本棚を探ってみたところ、カラマーゾフの上巻しか出てこなかった。これだけが本棚に並んでいると、まるで途中で力尽きて中・下巻に到達できなかった馬鹿みたいで嫌だ。

和訳のおかしさというのは小説に限らない。
例えば、音楽雑誌なんかで海外ミュージシャンとのインタビューなんかが掲載されているのを冷静に読めばわかると思う。
しかも、それぞれの雑誌によって、和訳の特徴が様々な点もおかしい。
ヤングギター誌におけるインタビュアーとミュージシャンとの、妙な慣れなれしさは一体どこに起因しているのだろうか。

こんなん書いてるから、今日も寝るのが遅くなる。
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by sargent_d | 2005-01-30 01:22
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