気力不足

見てくれはまんま虚弱体質の俺だが、あまり病気にはならない。
中学、高校のあいだで風邪で休んだのは一度きりだ。

昨日、初めて路上で倒れそうになった。
朝、起床して学校に教科書を買いに出たのだが、妙に頭が重い。
昼を過ぎても力が入らないし、食欲もわかない。
花見に行くということなので、ついていったのだが、夕方にもなると寒さに耐えられなくなった。
戸山公演での花見だったのだが、Tシャツにジャケット一枚では仕様がなくなり、理工前のユニクロでトレーナーを購入。
その後も1時間ほど粘ったのだが、やはり駄目で帰宅してしまった。

駅に着くまでの道のりも長かったが、西武新宿線に乗り込んだとたんにフラフラとしてきた。
下落合ではすっかり、壁によりかかり目も開けていられない。
ようやく新井薬師前に着き、降りようと目を開くと、なんと視界がモノトーンになっていた。
こんな経験は初めてだったのでいよいよマズイなと思ったが、頑張って歩く。
中野通りは満開の桜並木で、道行く人は皆、中空を見上げているが、俺には桜色が認識できない。

5分ほど歩いたところでつまづき、道に座り込む。
運良くバス停でベンチがあったので、そこで10分ほど休んだ。
普段なら10分ほどの家路に30分ほどかかっただろうか。
這々の体でドアを開き、なんとかビタミン剤を飲み込んでそのまま寝た。
朝4時に目覚め、熱を測ったところ、37.1℃。
それからもう一眠りし、起きてみれば快調だった。

その昔、剣道の授業中に倒れた友人が「視界がブラックアウトする」と言うのをにわかに信じられなかったが、いやはや本当だった。
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by sargent_d | 2005-04-09 12:13
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