自称自治会の人々

実家が引っ越していたのを忘れていた。
というわけで、学部事務所に住所変更をと出向いたのだが、土曜日ということで12時半で閉まっていた。
3時に閉まっているのっておかしくないか?
二文の事務所に申請するわけにもいかず、寂しくラウンジへ。

誰もいないだろうから本でも読むかと思っていたのだが一年生がいた。
友達を待っていたらしい。
二人きりで話したのは初めてで、三国志が好きらしい。
しかも呂布がぶっちぎりで好きと。知らないよ?

その一年生も帰宅し、ひとり本を読む。
土曜日のラウンジは静かで非常にはかどったのだが、その静寂もつかの間だった。
伊藤政則ばりの眼鏡をかけた男が現れ、汚れたブリヂストンのスニーカーを履いた女が現れ、あれよあれよという間に自治会の人々が15人ほど現れた。

普通ならここで退却すべきだが、妙な好奇心が立ち起こり、様子を見守ることにした。
どうやら、反戦演説を行ったあとの反省会らしい。
中心人物と思しき30歳ぐらいの男性が見た目とは対局の甲高い声で話しはじめた。

「エー、本日は国会を前にして、反戦の声を高らかにあげてきたわけでござぁいますがぁー」

細かいところまでは聞き取れなかったが、だいたいは
・最近の反日騒動を受けた、メディアの反中国的報道への憤り
・改憲問題
・所謂、ブッシュドクトリンに対して
に終始していた。
まぁ、内容はあらかじめ想像のできたものである。

俺は彼らの意見云々以前に嫌悪感を抱いてしまう。
彼らはやたらと「絶対」という言葉を吐く。それが気に入らない。
自分たちの行動に対して微塵の疑いも持っていないのだろう。
俺の考えでは、政治的な発言というものは相対性を前提的に孕んでいるべきだ。
「絶対に反対」という思考停止状態でどういった言葉が紡がれるのか不思議なのだ。
彼らの信念というものは、特定の政治的基盤からのみ生まれる言説でしかない気がするがどうだろうか?

あと、みんな疲れた顔して大声を出すのはやめて欲しい。
やるならエネルギッシュにやれよと。
何年も活動するから年を重ねるのは致し方ないが、不健康な見た目がすべてに悪影響をもたらしている。
彼らのエネルギー全部で元気玉を作ってもサイバイマンすら倒せないだろう。

しばらくすると、カメさんが入ってきた。
で、いきなり大声で一言。
「よく、お前こんなとこにいられるなぁー」

・・・・・・マジ、勘弁してください。
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by sargent_d | 2005-04-24 00:07
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