ビル・ゲイツもびびる暑さだ。酷い。
今では古びれてとんと使われなくなった言葉であるエルニーニョとは元来スペイン語で神の子を指す言葉だったが、ここしばらくは傍若無人も甚だしいようで。 むしろ、毎年のように暑かったり冷たかったりなのだから、最早異常とも言えないのかもしれない。去年の夏が冷夏だったか盛夏だったか、きっちりと覚えている人なんてどれだけいるんだろう。 そういうわけでゲイツが我らが早大を訪れたことは、みんながちょこちょこ書いているところではあるが、本人の顔は人生への余裕が溢れていた。 なんだか、もう達観したようにも尊大にも見えてしまう。そりゃあ、あれだけの金を抱え込んで世の中を引っかき回していれば当然なのかもしれない。 ナオ曰く「一日に3億浪費できるらしいよ」とのことだが、そこまでいったら最終解脱できそうな気がする。 それだけの金があったら何をするかという話題は当然出るわけであって。 定例会は東京ドームだの、自費でビーストフィースト開催だの、スタジオゲートウェイ買収だの、まんぷくの店員を全員日本語教室に通わせるだの。思い切った発想はできない。 俺ならどうするか?って考えたとき、とりあえず渋谷のサンスイ釣具店行って道具固めてアラスカでガイド雇ってキングサーモンでも釣りてぇなってぐらい。大差ない。 結局釣りなんて行けてないし。今日もお気に入りのロッドを袋から出して磨いて終了。 この竿で最後に釣ったのはもう3年以上前か。これ一本あれば少なくとも人生の楽しみの幾分かは保証されるだろうので、ギターよりベースより愛着が湧いてしまう。俺、道具から入るタイプだからなぁ。ギター下手なわりに機材詳しいねってのは良く言われる話。 で、ゲイツに戻るが。 なんでゲイツに名誉博士号贈呈なんだろうか。 いまさらそんなものもらったって彼に役得があるとは思えないし、大学側の自己満足だろう結局。 だいたいからして、人類の発展に貢献した人物として贈呈されているわけだが、人類の発展だなんて。ウインドウズのおかげで人類が発展したのか?発展だの退行だの成熟・未熟だのなんの価値基準に基づいているのやら。確かに俺はウインドウズというイデオロギーと呼んでも差し支えないようなシステムに依存し、同時に末端に組み込まれてはいるがそれは果たして発展かというと、そうでもないとしか思えない。便利だとか合理的だとかいう言葉は短絡的に使用されていい言葉じゃないだろう。 無論、ゲイツは開発者としても経営者としてもかなりの才覚があるってのは明らかだが、だからって人類に貢献したかどうかなんて判らない。人類って言葉はホントは全人類を指してないだろ? なんか、イマイチ。
by sargent_d
| 2005-06-29 00:13
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