本日TSUTAYA高田馬場店、OPEN

昨夜11時半。
不吉な電話がかかってきた。
リクナビを開いていたブラウザを閉じ、着替えて馬場に向かう。

ハーレーに向かう途中、明日オープンを控えたTSUTAYAは新規会員募集のテントをまだ開いていた。
もう10月も下旬だ。いくらその日が晴れていたとはいえ、夜は冷え込む。
スタッフの人々はTSUTAYAジャンパーに身を包み、焦燥しきった目をしながらも、懸命にキャンペーンを続けていた。
店長と思しき人は、それでもスーツの上にはなにも羽織らず、ピシと直立し、通りをゆく人々を見据えている。

と、思いきや驚いた。
顔見知りだ。

「あれ? 佐藤店長?」
「え!? 浜崎君??」

馬場で1年半ぶりの邂逅である。
俺が大学1年のころからしばらくバイトしていた、恵比寿ガーデンプレイス店の店長が今度は馬場に異動になったらしい。

TSUTAYAという企業は、ほとんどの店をフランチャイズ展開している。
本社直営の店舗というのは、全国でも50に満たないのかもしれない。
その他は個人や資生堂なんかの出資による店舗である。
直営店舗において、社員の異動は茶飯事だ。
優秀な社員ならば尚更で、業績不振の店舗や新規店舗に送り込まれる。

佐藤店長は恵比寿GP店を重度の業績不振からわずか1年で立て直した敏腕店長だった。
本社が馬場の新店舗によほど期待しているように思えてならない。

寒空の下、店長は以前よりも風格がにじみ出ていたが、さすがによく見ると疲れた顔をしていた。
お疲れさまです、と声をかけると「死ぬかと思いました」と小声で笑ってくれた。
逆に「こんな時間にどうしたの?」と聞かれて、いや、すぐそこのバーで飲むんです、だなんて死んでも答えられるわけなく、適当に茶を濁してしまった。

皆さん、TSUTAYA高田馬場店をよろしく。

ハーレーに着くと、一木はすでに酔った目だった。
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by sargent_d | 2005-10-21 17:47
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