狭量な隣人

最近我が家を訪れた人なら判るだろうが、どうも隣人の様子がおかしい。
とにかく、壁を叩いてくるのだ。

まぁ、確かに俺も少しうるさいのかもしれん。
が、叩かれるようになって数ヶ月、極力夜中は静かにするよう心がけていた。
実際、壁越しに聞いてうるさいと感じるだろう音量はたてていないはず。

しかし、今日は部屋で電話していただけで叩かれた。
なにも、電話口で怒鳴ったり爆笑したりしたわけではない。
いたって普通、いや、すこし控えめくらいの大きさで話していたのだが。

はっきりいって、こうも露骨に嫌がられると、こちらとしても辛抱ならなくなってくる。
俺が越してきたころは、たしか隣人は俺と同じ学生だった。
このアパートに住んでもうすぐ3年になる。
その間に隣の住人が変わったのだろう。
昔見た学生は、すれ違えば挨拶する程度の関係は築けていたのだし。
いまの隣人は顔も見たことがない。

思い出すのは俺がまだ1年生だったころだ。
その日は我が家に友人が3人来ていた。
どいつもサークルの男(I、S、K)で、4人で酒を呑んでいた。
テンションの上がりすぎた俺たちは、どんどん酒を追加し、空が白むまで騒いだ。
夏だったので、窓は全開。
メタリカのDVDやスレイヤーのCDを爆音で流し続け、馬鹿な話をしながら大笑いしていた。

朝7時になって解散。
玄関で靴を履いたKが扉を開けて、外に出た瞬間、ハトが豆鉄砲くらったような顔になり、すぐさま笑っているのか困っているのかわからないような顔になった。

扉にはノートの切れ端がセロテープで貼られていた。

「うるさいガキ共 110番するぞ」

俺は無論、一気に酔いが覚めたが、3人は関係ないとばかりに大笑いしていた。
あれ以来、夜は騒がないようにしていたのだ。

しかし、現状は改善されない。
こういう場合、大家に相談してみても良いのだろうか?
いきなり包丁持った隣人が青筋立ててドアの前にいたら嫌だしなぁ。
新聞の見出しに
「早大生、隣人に刺殺される。騒音トラブルが原因か」
なんて書かれるのなんてまっぴらだし。

なにか改善策を求む。
[PR]
by sargent_d | 2005-12-22 01:43
<< 極北 みんな寒さに支配されている >>