釣果

朝5時の電車に揺られ、一路茨城県、取手市へ。
遠い。電車代、片道で1020円。
藤代駅に着いたのが7時前。

先日の日記には利根川に行く、と書いたが、色々調べてすぐ近くの小貝川という川に行った。
同じ利根川水系だが、利根川ほど人が立ち入っていないため、面白そうだなと思ったのと、川幅がやたらに広すぎると釣りがしにくいという理由からだ。

藤代駅には地図もなんにもなく、駅前にコンビニもなかったので子貝川の場所を探すのには手間取ったが、国道6号沿いに歩いているうちに到着。
思っていたよりもずっと立派な川だった。
というか、予想外に大自然。

護岸工事などはある程度為されているとはいえ、岸は雑草が伸び放題。
とくにススキがすごくて俺の胸の高さぐらいにまで一面に生えそろっている。
しかも前日の雨で地面がひどいぬかるみ。釣りのできそうなポイントにたどり着くまえにスニーカーとジーパンの裾がどろどろになった。

で、肝心の結果だけれど。
釣りを開始してから1時間ほどか。
ポイント移動を繰り返しながら、4つ目のポイントで。
釣った。びびった。いきなりこんなの。
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写真じゃ、大きさが伝わりにくいと思うけど、52センチ。
メジャーが無かったので、体長と同じ長さの同じ長さに釣り糸を切って家で測った。
興奮しすぎてこんな微妙な写真しか取れなかったのが無念。

川べりに微妙にワンド(湾)になっているところがあって、その水面に木が覆いかぶさるように生えていた。
「いかにも」というポイントで、「いかにも」な魚が釣れるという、ゲームのような展開。
でっぷりとした体つきでめちゃくちゃ重かった。
持ち上げるときに口を掴んだんだけど、親指の皮がバスの歯ですこし切れたぐらい。
誰もいない川べりで一人大騒ぎしていた。
いままでの自己記録が48センチでいつまでたっても50には到達していなかったから。

魚をリリースしたあともテンションは下がらず、次のポイントを求めて歩く。
歩き続ける。
釣れない。
それでも歩く。
釣れない。
上流に行くにしたがって、川べりが荒れ放題になってくる。
人間が立ち入れる場所を探してひたすら歩く。
だんだん民家がなくなってくる。
15センチはある巨大なカマキリを途中3匹も見つける。
トノサマバッタは腐るほどいて、足を3歩踏み出すごとに草むらから一匹飛び出してくる。
たまに釣りをするが、もっといいポイントがあるはずと思ってなお歩く。
すでに民家は無い。歩いている人もいない。たまにスクーターに乗ったじいちゃんとすれちがう。
バッタが人の1000倍ぐらい居る。
道の先が見えない。
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ずっとこんな感じ。
途中、おにぎりを齧りながら歩く。
気づいたら2時間以上歩いている。釣りをしている時間よりも長い。
最後には水門にたどり着く。
さらに上流も目指せたが、どう見ても人間が立ち入れる感じではない。
俺の背丈ぐらいの葦原が地平線を覆い隠している。
もうデカイのが一匹釣れたので満足して終了。

帰宅してどれぐらい歩いたのか調べてみた。
地図参照
出発地点は地図右下の藤代駅。
最終的には画面左「岡」の文字の北北西にある橋よりもさらに西側。

実は昨日、俺も行きたいという申し出がIからあったのだが、下手したら10キロぐらい歩くよ、といったら、「そんなん止めて海釣り行こうぜ」と言われていた。
正直なところ、一人で気ままに釣りをしたかったので、ハッタリをかましていたのだが、川沿いにこの距離を歩いていると考えると、余裕で10キロは超えている。しかも悪路。
確実に明日は筋肉痛だろう。悪くない。
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by sargent_d | 2006-10-12 16:16
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