三文芝居

うわー、放置プレイ。

別に忙しいわけじゃない。

ネットに繋ぐと使える時間が一気に減るんだよな。
生産効率を上げるはずのインターネットなんだけど、使いすぎると逆行する。
ネット中毒気味なのは高校生以来なので、今更な話ではあるけど。

仕事はなかなか楽しい。

仕事が嫌で嫌で仕方がないってのは問題だけど、入社2ヶ月弱で楽しすぎるだなんて言うやつはほぼ間違いなくアホだろうから、「なかなか」ぐらいでちょうどいいんじゃないか。

恵まれてるとは思う。
「どんな仕事してんの?」って聞かれることが多いから、それに答えると「楽しそうだなー」っていう反応がほとんど。
確かに企画営業的な仕事ではあるから、そういう風に思われるのも当然か。


近況報告じみたことは止めて。

毎朝、自宅を出て駅に向かう途中、とあるおっちゃんにすれ違う。

加藤茶と地井武男がフュージョンした感じ、50過ぎぐらいのなかなか男前のおっちゃん。
毎日毎日、ローソンの前ですれ違っている。
それに気づいたのは2週間ほど前か。

俺が家を出る時間はかなりきっちりと決まっていて、多分誤差は20秒以内。
あのおっちゃんもそうなのだろう。
だから確実にローソン前ですれ違う。

大げさかもしれんが、ローソンを0地点として、プラスマイナスXメートル÷俺の歩行速度で、俺が家を出た時間の誤差が算出されてしまうような気すらする。

こうなってくると、おそらくあのおっちゃんが定年になるまで、俺とおっちゃんは毎日ローソン前ですれ違うのではないか、という予測が立つ。
今はまだいい。
この状況が一年続けばどうなるか。
俺もおっちゃんも、その事実に気づいていることは間違いない。

会釈とか会話とか、そういうことが発生するのだろうか。
その昔、俺が小学生だったころ毎朝同じ停留所からバスに乗るおばちゃんとは挨拶をしていた。(越境入学しとったんよね・・・)
そういう関係が、23歳を今年迎えようとしている俺にとってありうるんだろうか。

向こうからしてみれば俺は、一体どこの誰かもしらんし、スーツは着ているものの、どんな仕事をしているヤツかなんてわからんのだ。
大体、日本人と思っていてもらえているかどうかすら怪しいのに。
俺だって小学生のころのように、無邪気に笑顔ということもできなくなっている。
ウスラハゲに毎朝、笑顔をふりまかれるおっちゃんだって迷惑だろう。

しかし、いい加減気まずくなっているし、どんどん気まずさが増すのは恐らく事実。
3年間挨拶しないで、4年目からなんてできない。
タイムリミットは存在する。
ずるずるずるずる先延ばしにしすぎてしまったら、ある朝突然「おはようございます」だなんて言われて、まごつく俺に「今日で定年なんです」だなんて言われて更に戸惑う俺。
かける言葉も見つからないままに、「それでは」なんて言われ、おじさんの小さな背中を立ち止まって見送る、なんていう三文以下のドラマに巻き込まれかねない。
それは超絶的に恥ずかしいのでなんとかせねばならんのだ。



やっぱり、ネット繋ぐとロクな時間の使い方ができない。
早く寝れば良かった。
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by sargent_d | 2007-05-17 22:34
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