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唯一神とIT

そういえば、昨日、高田馬場の書店を徘徊していた折だ。
なにやら外から騒がしい音が聞こえてくる。

拡声器の音だ。
妙にわめきちらすそれは建物の5階にいてもなお、ハッキリと聞き取れた。
しかも、どこかで聞き覚えのある声。
ネットかなにかで聞いたな・・・・・・と思った瞬間にある人物の肖像が閃いた。

イエス!又吉イエスだ!

そう、衆議院解散に伴い、東京一区に唯一神であらせられる又吉イエス(光雄)が立候補したのであった。31日に公示を迎え、早速の街頭演説というわけである。
やはり、神である。
目に焼き付くその御姿はやはり普通のおっさん神々しい。

もういい加減みんな知っているであろう又吉イエス。
駅前ロータリーでは大勢の人々(主に若者)が、その姿を見守っていた。
本日も神の演説は絶好調。
「小泉純一郎は首相の座を明け渡さないのならば、腹を切って死ぬべきである!」
電波的な持論を展開した。

又吉イエスについては、ここを参照されたい。
Googleで検索すると、公式サイトよりも非公式のこのサイトのほうが上位になる。
いかに彼が民衆に支持されているかは推してはかるべきだ。

このサイトで最も興味深かったのが、マスコミでの取材記録。
8月30日、東京スポーツの記事が掲載されている。
以下、要約・引用。

・ネットで注目の候補、連行される
東京一区から出馬予定の唯一神又吉イエスこと又吉光雄氏が秋葉原の歩行者天国で演説したが、なんと警官二人に連行されてしまった。
ネット界では注目の人物である氏が、ホームページ上で「秋葉原で演説する」と発表したからさぁ大変。28日、たった一人で現れ、ハンドマイクで政策を演説しはじめると、通行中の人々が「あ!イエスだ!」と集まり、気付いたら400人以上に膨れあがり、過激発言に盛り上がった。
ところが、25分ほどたつと、警察官二人がやってきて「こんなに集まって、どうなってるんですか」又吉氏は「そうですか、すみません」と平身低頭で謝罪。警官が「そこまで頭を下げなくても」と言うほど。
演説の過激さはどこへやら。いきなり、非常にまともな人物に。
警官はその場で事情を聴取しようとしたが、400人の聴衆が「イーエース!イーエース!」と大コールしながら警官を取り囲んだ。
あまりの異様な空気に、警察で事情を聴かれることになった次第だ。

大コールに爆笑感激してしまった。
さて、唯一神には、公式サイトもある。
世界経済共同体党
昨日は1日に18000アクセスを記録している、すさまじいサイトである。

もうツッコミどころ学ぶべき教え満載なのだが、花見会の様子を見ていただきたい。
探偵ファイルの記者と一緒に写っている。
ネタにされていると判っているのか・・・・・・党全体でアホ唯一神はやはり寛大である。


なんでこんな記事を書いたかって、別に唯一神にそこまで言及したかったからではない。
選挙運動が始まったわけだが、どうにもやり方が旧態依然としているとは感じないだろうか?
原因は公職選挙法のせいである。

IT化が叫ばれて久しく、政府も先日IT政策パッケージ2005なる決定をし、5年間のうちに日本を世界最先端国家にすると明言したわけであるが、いまだインターネットによる選挙運動は認められていないのである。
ネットインフラがここまで発展した国家でこれが認められていないというのは日本ぐらいであるようだ。

公職選挙法によれば、選挙を公平なものとするため、選挙活動用の文書図画をビラとはがきに限定、枚数も制限した。ネット上のBBSやブログ、ホームページがこうした文書図画にあたるため、使用によって法律に抵触するおそれがあるというわけだ。
ホームページの存在じたいはOKらしいのだが、更新は新たな掲示や頒布になるおそれがあるのでやってはいかんのだと。
もともとはコストの低い選挙を法律によって目指そうという目的らしいのだが、いまどきネットのほうが安いのは明らか。

こうなってくるとマズイのはなんといってもホリエモン(と唯一神)だろう。
無所属だし、だいたいネット企業の社長だからなぁ。
選挙期間中はブログも更新しないらしい。

ネット投票もいつになったらできるのやら。
システムが確立していない、難しい、というのはわかるけれど、もうちょい本腰入れてみてもいいんじゃないかとは思ってしまう。

東京一区(千代田区、港区、新宿区)住民の人は、唯一神に投票しないと、腹を切られて、地獄の業火に焼かれるそうですよ。
覚悟しておいてください。
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by sargent_d | 2005-08-31 11:17

全体としての世界を総括することは構想力にとっての不可能性を孕むが

夜11時起床。

というのも、結局昨夜のレポートは朝7時に終了し、そのままプリントアウトしてポストに投函したのが朝9時。
気が狂い、そのまま電車に乗って高田馬場へ。
馬場の書店で7000円を散財し、横のロッテリアで通読すること3時間。

帰宅して眠って起きたらこんな時間。
もうダメなんじゃないのか、俺。

調子にのって興味本位で哲学の演習授業など履修してしまった俺がアホなのだ。
本に書いてある言葉の意味がどうにも理解できないっていうのは、ある意味で読書の楽しみと受け取ることも可能かもしれないが、せっぱ詰まった状況では、これほどイライラすることも他に無いだろう。

とりあえず、カントとかいう卑猥な名前のオッサンは狂気の沙汰だ。
結局「構想力」なる概念がよく判らないし、「純粋理性批判」なる書物における、純粋理性っていうのも、なにを批判したいのかも、全部ひっくるめて判らん。
いや、理性→(要求)→理念→(至高存在)→理想という流れは汲み取ったが、じゃあ、悟性ってなんなんだ。

篠原が絶賛する漫画「レベルE」を読む。
内容はすっかり忘れていたが、過去にジャンプ誌上で読んだシーンがいくつか思い出せた。
富樫ってこんなに笑えるシナリオも書ける人だったのね。
確かに面白かった。良い。
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by sargent_d | 2005-08-31 00:07

タイプ、タイプ、タイプ

今日もレポート。
いまどき手書きのレポートが求められるなんざ、教育学部ぐらいなんだろうと思う。
俺もいままでのところ、作成したレポートはすべてパソコンによるものだ。

こうなった場合、個人のタイピング能力がモノを言う。
同じ文字数のレポートであっても、所要時間が2時間と4時間では労力もかなり違う。
それに、スラスラと執筆できなければ、良いものも仕上がりにくいのではないか。

これが3000字程度のレポートならまだ良いが、6000字なんてことになると、下手なタイピングはしていられない。
誤字だって多くなり、レポートの質が落ちる。

俺のタイピングは完全に我流だ。
ローマ字入力もヘボン式、訓令式が入り乱れている。

e-typingという有名なサイトがある。
ここの、腕試しランキングには日本中の猛者が集まっているというので、挑戦してみた。

結果は273pt、Sランク。
十分に速いとのコメントだが、1位は670pt、差が歴然としすぎている。
一体、どんなスピードなんだ。
ランクも、Sが最上ではなく、その上にもExcellent!!だとか、Lightning!!だとかよくわからないものがあるようだ。

メッセなどをしていても、SWSの相手は速い人が多い。
アキバ系バンドサークルだしな(そうじゃない人にはいい迷惑)
みんなどれぐらいのランカーなのだろう。
是非、挑戦してみてほしい。300pt超えならば結構いるだろう。

俺もちゃんとしたタイピングを練習してみようかな。
6割ぐらい、人差し指でタッチしている気がするし。
それでもほぼ、ブラインドだから良いといえば良いのかもしれないけれど。
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by sargent_d | 2005-08-30 01:17

辞書がお陀仏。

ゼミのレポートを書いた。
執筆中、前回ウェブ上提出したレポートを参照しようとしたが見つからない。
そういえば22号館のPCルームで作成したんだった。

もしや

と、思ってアップロード先のフォルダを調べた。

アップロードされていない。

締め切りは7月15日。

とんでもないミス。
慌ててPC内とFDをくまなく検索したがファイルは保存されていない。
ということは、一から書き直し。

ああ、先生になんて謝ればよいのか・・・・・・。
ものすごく良い先生だから腹の底から申し訳ない。
極力、早く仕上げて再提出しよう・・・・・・。
幸いフィールドワークのノートに詳細を書いておいたので、すぐに作成できるんだが。

明日も4000字のレポートを仕上げねば。
レポートやってる場合じゃないのに。
しかも最近、myPCがすっかりご機嫌斜めで参る。
一回のレポート作成中に15回ぐらい上書き保存しているのが情けない。


ところで、俺が小学3年生から愛用している岩波国語辞典にそろそろ寿命が近づいている。
小学3年から大学3年まで俺の腐った言語領域をサポートしてくれたという事実は、辞書が良いのか、俺の脳髄が途中で成長を止めたのか。
どっちでもいいが、新しい辞書が欲しい。
広辞苑のようなゴツイ辞書はいらない。
電子辞書や、辞書ソフトもいらない。
あくまでも、紙というメディアにこだわった「字引」が欲しい。

中辞典クラスの国語辞典でオススメはないでしょうか。
言葉の解釈が妙にかみ砕きすぎているような辞書は嫌です。
言葉の用法がむやみに時代に迎合しているものも嫌です。

岩波の新版を購入しても良いのだけど、しばらく改訂されていないようだし。
どうせ買うのなら、また長く使えるものが欲しい。
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by sargent_d | 2005-08-29 06:44

またもバトン(漫画)追記・Novels Baton

しばらく連絡の途絶えていた高校時代の友人とmixi上で再会した。
すげーな、SNS。

コミックバトンをまわされたので書いてみよう。

・本棚に入ってる漫画単行本の冊数

実家にほとんど置いている。
いま手元にあるのは100冊ぐらいかな。


・今面白い漫画

冬目景全般、STEEL BALL RUN、げんしけん 等


・最後に買ったコミックは?

ハツカネズミの時間(冬目景)


・よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画

ストップ!!ひばりくん!(江口寿史)
金字塔。中学時代から愛読。
ジャンプコミックス、文庫版、愛蔵版、スケッチ集、その他特別編、すべて所有。

AKIRA(大友克洋)
いわずもがな

攻殻機動隊1・2(士郎正宗)
アニメ・映画も良いが、漫画も傑作

夕凪の街・桜の国(こうの史代)
薄い。最近話題になった。読むべき。

新世紀エヴァンゲリオン(貞本義行・GAINAX)
ご愛敬ということで。
でも、貞本絵が一番良いというのはファンの大多数の意見。
さっさと新刊出しやがれ。

他にもマサルさん、幕張、稲中など俺の暗い中高時代を明るくしてくれた漫画は思い入れがあるが、そこまで読み返したりはしていない。

次は・・・回さない。めんどうなので。

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と思ったら今度はNovels Batonとかいうのが回ってきた。
なんなんだ。
書いてみようか。


・本棚に入っている小説の数
部屋に散らばっているものもカウントしてよいのだろうか。
正確には把握できないが、200冊?300冊?
小説に限らない(シートン動物記とかね)のなら、もっとあるし、実家にも大量に。

・今読んでいる小説
終戦のローレライ(福井晴敏)
ハンニバル(トマス・ハリス)
だいたい、何冊かを並行して読むタイプなので

・あなたが買った一番新しい小説
ローレライだなぁ。その前なら、暗闇の中で子ども(舞城王太郎)

・よく読む、あるいは思い入れのある5つの小説
羊たちの沈黙(トマス・ハリス)
先日の日記参照。

オーパ!(開高健)
俺が世界一好きな作家。その一番好きな作品。

春琴抄(谷崎潤一郎)
薄いけど、句読点が全然無い。読みづらい。なんだか閉塞感がある。
けれど、文章が異常に綺麗。

グミ・チョコレート・パイン(大槻ケンヂ)
これが一番、いろんなひとに読んで貰いたい小説。
マジで良いよ。

愛と幻想のファシズム(村上龍)
刺激的。嫌いな人は読みながら吐き気すると思う。

他にも、「龍馬がゆく(司馬遼太郎)」「蠅の王(ゴールディング)」「ロッカーズ(川島誠)」「GO(金城一紀」「オーデュボンの祈り(井坂幸太郎)」「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」などなど、アホみたいにあるがキリがないのでやめておこう。

こっちはバトン回してみよう。
げんやさん、無為さん、黄菜ちゃん、岡村、マーミさん。
適当に、本好きを身の回りから選んでみた。
メールは送らないので、たまたまここを読んでしまったら書いてみてください。
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by sargent_d | 2005-08-28 22:55

深夜映画

深夜、『羊たちの沈黙』がTVで放映されていた。
何度でも言うが、この映画は超絶無比的に最高すぎて見るたびに興奮する。
レクター三部作のなかでも秀逸。
煙草を吸いながら見ていたら、灰皿のうえで二本を無駄にした。
煙草が燃えるのにも気付かず、画面に食い入ってしまったのだ。

とくにジョディ・フォスターが良すぎる。
当時、まだまだハリウッド女優然としきれない感じが、田舎出のFBI捜査官であるクラリス・スターリングという役柄にハマりすぎている。
小説版を読むときも、クラリス・スターリングのイメージは完全にジョディ・フォスターだ。
だから、『ハンニバル』もいい映画なのだけど、配役が残念でならない。クラリスのイメージがあまりにも固定化されている。そういう人って多いはずだ。

アンソニー・ホプキンスのレクター博士も無論、最高だが、映画脚本よりも小説の台詞のほうがずっとカッコイイ。含蓄があるとか、そういうレベルじゃなくて、一言一言に滋味がある。もう一回小説を読もうと思い立って、書棚を探したが、見つからない。そういえば、実家に置きっぱなしだったか。
トマス・ハリスの並びには、『ハンニバル』、『レッドドラゴン』、『ブラックサンデー』だけだ。
どうせ高校生の頃読みまくったおかげでボロボロなのだから、諦めて新品を買おう。
小説のほうは「このミステリーがすごい!」をはじめとした企画で、いつも海外小説部門ぶっちぎりの1位だ。読んでいない人はまちがいなく読書によって得られる幸せのうち、3%は見過ごしているも同然だ。読め。


舞城王太郎の小説から引用。

人殺しの小説を書いてる人間は人殺しに単純な興味があって、ということは人殺しに面白みを感じるのであって、面白みを感じている以上、何らかの条件下なら人殺しをやってみたいなあと思ってるんじゃないだろうか?

どうなんだろう。
この場合は、書き手について書かれているが、読み手に対しても同じような問いを投げかけることができないだろうか。
俺はそこまでミステリを読むほうでもない。
けれど、物語のなかでは殺人を含めた、人の死、という現象は起こりがちだ。
俺は一ヶ月に20冊程度は本を読む。
もちろん、小説に限らないが、そのうちの半分近くに、死という出来事は織り込まれている。
つまり、俺は一ヶ月に10ちかい死(殺人だってある)を疑似体験している、とは言えないだろうか。

所詮、小説や映画の、フィクションの内側、と言う人もいるのだろう。
けど、本当に良くできた物語っていうのは、ある意味で『現実』よりも『真実』に肉薄しているように思えてならない。
『羊たちの沈黙』は、尋常でなく良くできた物語だと思う。
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by sargent_d | 2005-08-27 05:43

野分というやつ

颱風だな。
夏もいい加減に終わりなのか。
煙草があと一本しかないが、無理して買いに出てみようか。
いまの雨脚はさほどでもない。

しかし、コンビニというのも大変だな。
年中無休ってのは。こんな日でも営業を続けねばならんのだから。

俺が1年のころにバイトしていたTSUTAYAもそうだった。
どうしてもシフトが集まらない。今日入れないか?という電話が店長からかかってきた。
電車止まってますよ、と言ってみても、タクシー代払うから来てくれ、と説得されて深夜に駆けつけたこともある。
ビデオ店はレンタルと延滞料金というシステム上、営業を止めるわけにはいかない。

今年の夏はなにがなんやらだった。
特に夏休みはじまりから、8月前半はもう無茶苦茶。
シュトゥルムウントドランクのエクストラヴァガンツァだった(意味不明)
雨の音以外はなにも聞こえてこない、妙に静謐とした夜にそういう日々を振り返るという行為が、なんだか笑えてしまう。

レポートを書くぞー。
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by sargent_d | 2005-08-26 01:27

漫画ばっか

おとといの深夜、ツナギ着て汗をかきすぎたせいか、風邪をひいたらしい。
不摂生もたたったのだろう。鼻水がとまらない。煙草もまずい。
じゃあ、早く寝ればいいとも思うが、夕方4時に目覚めた俺は以前眠くもなんともならない。

冬目景の漫画をひたすら読む。『ハツカネズミの時間』は超名作になりそうな予感がするが、ちゃんと完結させてくれるんだろうか。『イエスタデイをうたって』の新刊も出ないし、まったく俺の好きな漫画家は江口寿史を筆頭として誰にしたってマトモに原稿を仕上げてはくれないらしい。貞本エヴァの新刊も一体いつ出るんだ。つーか、アニメは10周年になるのに、なんで先行して開始された漫画が未だ9巻までなんだよ。大体、少年エースっていまだに休刊になっていないのが凄すぎる。誰が買ってるんだ?『NHKにようこそ!』の漫画版は原作に劣らず、いい味だしてると思うので好きだが、あとは『ケロロ軍曹』ぐらいだろ。
あと新刊待ちなのは『xxxHOLiC』と『げんしけん』ぐらいか。どっちも月刊なので、先は遠い。他の漫画にも手を出してみようかな。

なんとなく漫画を読み始めたころのことを思い出す。
いつからジャンプを読み始めたのか。
ドラゴンボールがすでにZ篇だったのかすらあやふやだ。

そういや、ラッキーマンの作者であるガモウひろしっていまどんな漫画書いてんだ?と、ふと思った。あの絵が下手なガモウひろしだ。下手すぎて『幕張』でもさんざんにイジられたガモウひろしだ。

ぐぐってみた。

そこで俺は驚愕の事実を発見した。

ガモウひろし=大場つぐみ(デスノート原作者)

えーーーーー!?
検索してもらえば、すぐにわかるはずだが、どうやら本当らしい。
そんなアホな。
ラッキーマン書いてたような人間がデスノートみたいなとんでもないストーリーを書けるのか(超失礼)
ネット上では話題になったらしいが、すっかり知らなかった。
だって、ラッキーマンって納豆を大量生産して世界を破滅させようとしたりする漫画だぞ?マジかよ。

久々に『王様はロバ』を読みたくなった。
ラッキーマンは実家から引っ越すときにどこかに消えてしまった気がする。
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by sargent_d | 2005-08-23 04:17

伝達不調

高校生の頃、the brilliant greenが大好きで、ファンサイトまで作っていたことは以前にも書いたかもしれない。
ちなみに、そのサイトからはSLAYERのファンサイトじみたものにも飛べた。同時並行で運営していたから。

で、とあるきっかけで当時、相互リンクしてもらっていたtbgのファンサイトを見つけた。
なつかしー、だなんて思いながら他のサイトにもどんどん飛んだ。
今に比べればネット人口なんてタカがしれていて、どのサイトのBBSも書き込みをしている人々は見慣れた名前。
サイト同士の繋がりも強くて、大抵のファンサイトにはリンクをたどっていくだけで到達できた。
tbgのライブがあると、あ、あなたあのサイトの管理人さんですか。なんてこともよくあった。

今じゃ、当のバンドそのものの活動が停滞し続けているので、そういった繋がりも徐々に少なくなっているのだが。俺じしん、ソロ活動には大した興味もないので。
今、あのころネット上で知り合ったような人が俺のブログをたまに読んでいるということが、やはりあり得るんだろうか。そう思うとなんだか感慨深い。

SNS(mixiやらGREEやら)やウェブログの普及で、サイト運営をする人の割合は、やはり減ったんだと思う。労力が段違いだからな。けど、あのころひーひー言いながらも、見てくれる人がいるというだけで必死で更新を繰り返したのが懐かしい。誰かに何かを伝達するという意味合いはずっとあのころのほうが強かった。
今はただの垂れ流しに近い。

ネットで知り合った人々と、実生活で知り合った人々。
自分にとって、どちらとの関係性が強いのだろうか。
短絡的に考えるのならば、やはり実生活である。
だが、実生活で知り合った人々であろうとも、一度関係がとぎれてしまったあとのことを顧みるのなら、そこまで大差はないようにも感じてしまう。
それは、俺がネットにどっぷりと浸かりきってしまったからなんだろうか?
ネット上のコミュニケーションであっても、関係を続けるなかで、俺に多くの影響を与えてくれた人々は何人もいる。
それこそ、2ch上の名無しさんであろうと、その書き込みに衝撃を受けたことだって何度もある。
ひとは、会ったこともない、会話したこともない、作家や哲学者、知識人の名前ならば「尊敬するひと/影響を受けたひと」として胸貼っていうのに、そこにどういった差異があるんだ?
どういう人だろうと、他人に影響を与えながら生きていくことを免れないはずだ。

ファンサイト時代の人と、久々にメールでもしてみたいなぁ、と思いつつ、夏ライブのコピー。
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by sargent_d | 2005-08-22 01:39

記憶の捏造

夏ライブの音源を揃えるべくして新宿タワーレコード。
そのほかに、やっと再発されたTERRORIZERの"World Downfall"とブラームスという節操の片鱗すらない取り合わせ。
ジャコの日本公演もDVD化されていたが、金がないので後回し。

その後、楽器店。弦2セットとピックを補充。
中学生らしき二人組が試奏していた。
BOSSのメガディストーションで字義通り、破壊的な音を出していたので、物色する余裕もなく店を出た。

その後、大通りで地図を持った外国人に声をかけられる。
渋谷ってどっち行ったらええの?と尋ねられたので、とりあえず電車乗ったら?と薦めておいた。

ふらふらと金も無いのに、こないだ指輪を買った店を冷やかす。
同じ店員さんが居て、声をかけてくるかと思っていたら、こないだの指輪の値段が間違っていて、2000円多く貰ってしまったとのこと。
返金してもらい、図らずもここで2000円の収入。

今日一日の出来事はこういったものだ。
俺は幾人かの人々と話し、それが記憶に残っている。
どの程度の期間、それを思い出せるのかは判らないが、いまのところは残っている。
じゃあ、相手側はどうなんだろうか。
俺という人間と自分との間で起きたささやかな出来事というものは、どの程度、記憶に残るんだろう。

俺は我ながらだが、そういうことを良く覚えているような気がする。
もちろん、他人の脳みそなんて検分のしようがないから比較なんてできたものではないのだが。
あくまで相対的な問題として、自分が覚える>自分が覚えていてもらう、は結構当たっている自信があるのだ。
なぜなら、俺という人間がそこまで記憶に残りやすいタイプの人間ではないと思うのだ。
これはある種の自信の無さなんだろうか?

夜はNSだ。
東京駅。エスカレータのベルトは120mもあるらしい。
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by sargent_d | 2005-08-20 22:01